Lost All Direction

自分語りが多いです

無題

私が今現在使用しているPCは、実に、10年もの歳月を、私と共に過ごしてきている。

メモリも増設して1.5GB。しょぼい。実にしょぼい。

バッテリーも、常に充電のコンセントを繋いでいないと、すぐに電源が切れる。コンセントを外した瞬間、切れる。すぐに、だ。

ブルースクリーンも幾度となく見てきたし、そもそも立ち上げてフリーズ、その後10時間経過も経験してきた。

よく聞くPCの買い替え期間は3年~5年であるので、2倍かそれ以上もの期間使用していることになる。

 

これは、単に物持ちがいいとかそういうのではなく、買い換えるのが面倒なだけだ。

友人からも買い換えろと言われるが「愛着が湧いてる」等と虫が湧いたようなことを言っては、話を逸らしている。

 

恐らく大多数の人間に当て嵌まるであろうし、私もその大多数の人間であると思っているのだが、興味のないことはほんとうにどうでもいいのだ。

ここでいう私にとって興味のないこととは、当然PCについて、だ。

私がPCに求めるのは「音楽を取り込めて、最低限インターネットが出来ればそれでいい」ということ。

だからいかに重くとも、フリーズしようとも、ファンが唸りをあげようとも、使えればそれだけでいい。

バカな子ほど可愛い、と言う。

私にとって、今、使用しているこのPCは手のかかる、バカな子なのだ。

フリーズすれば動き始めるまで待つ。電源が落ちてしまえば、また起動させ、作業を一からやり直し。

ああ、なんと手間のかかる、本当にイライラさせてくれながらもなんだかんだやればできる愛しい存在だ。

 

私はおせっかい焼きだと自分でも思っている。

しかも、ありがた迷惑である、と、相手に思われるような厄介なやつだ。

 

相手の事が気になって仕方がないのであろう、自分に助けを求めてこないのが不安なのであろう。

自分に助けを求めてくる、嗚呼、実に愛おしい。

実に、実に、面倒だ。

本当に困ったときは「すまないが助けてくれ」とサインがあるものだしそれに応えてやればいい。

ただ、ヘルプのサインが下手な人間もいるのでその辺は一応見極めているつもりだし、適度に「いつでも助けるよ」と一言声をかけてはいるつもりだ。

が。

「便りがないのは良い便り」とはよく言ったもので、それが、声が聞こえないのが実に、非常に、不安なのだ。

自分の中で燻っているのだ。

世話を焼きたい。茶々を入れたい。あの人は私なくしてはダメなのだ。と。

ああ、なんと、なんと馬鹿馬鹿しく滑稽で愚かであろうか。

自分はただ、そうする自分が好きなのだ。相手の事なぞ考えず、気持ちを無碍にしている。そこまで思考が追いつかない想像も理解も出来ない、ただの気持ち悪いナルシスト。子供よりも子供。

たまに声をかけはすれども「大丈夫、困ったら頼むわ」の一言。

その一言で、たったその一言で理解できる。十分な筈なのに。安心はすれども、それでも自分はやはり無駄な手を伸ばしたがっている。相手は求めてすらいないのに。

 

自分は必要とされていない。

 

この、この一言に私は只ならぬ恐れを抱いて、他者を巻き込んでいる。

自分で自分の恐怖を解決することもできず。

 

私は今日も、悶々として過ごす。